80代前半の女性 一人暮らし

 

 自宅で転倒し、腰椎を骨折。入院しリハビリを終え、自宅に帰ったものの、腰の痛みは依然としてあり、気分が落ち込み、自宅に引きこもりがちになっていらっしゃいました。もともと活発で世話焼きな女性だったのですが、骨折を機に自信を失ってしまったようです。

 お医者さまからは腰の痛みは自然と徐々に消えていくと言われており、日常生活を徐々に始めるように指示がありました。そこで、デイサービスに通いながら日常生活を訓練することとなり、いなせなデイサービスを利用し始めました。

 最初は腰が痛いのと、環境に慣れていないのとで短時間の利用から始めました。3時間程度から始め、数か月後には丸一日いられるようになりました。

 いなせなデイサービスでは食事を作ったり、洗濯物を干したり、掃除をすることで腰の痛みをかばいながら、職員の助けを借りながら、自分でできることから始めました。次第に自信が取り戻せたようです。また半年後には腰の痛みも半減してきたようです。

 そのころから、「一人で買い物に行けるようになりたい」とおっしゃられるようになり、それならばと、それを支援の目標にたて、計画をたてました。

 まずは近所のスーパーまで行きおせんべいなど購入。その後、徐々に遠くのお店までウィンドゥショッピングに行くことで、自信をつけられたようです。その後、ご自分でもバスに乗り、買い物に一人で出かけられるようになりました。また、地域のお茶会にも出られるようになり、軽度の認知症がありながらも交流関係が広がりつつあります。

 この方は要介護から要支援に状態も改善され、ご本人も大変に喜ばれていらっしゃいます。